瞬間英作文で文法を体に染み込ませる方法【復習のタイミングが鍵】

瞬間英作文の口頭練習に励む女性のイラスト 瞬間英作文

前回の記事で、瞬間英作文が文法パターンを体得するのに効果的だとお伝えしました。

瞬間英作文の書籍も色々なものが出ていますが、ほとんどが短い文章でイメージしやすくできています。

この記事では、元講師の経験から、瞬間英作文で確実に文法を定着させる方法と、よくある落とし穴について解説します。


瞬間英作文が好きな生徒さんも多い

生徒さんも、瞬間英作文の練習はホームワークでも好きな人は好きです。

語彙や文法が定着しているものであれば、完全に構文パターンを無意識で口をついてくるくらいに言えるようになっています。

できるようになる実感が楽しい

瞬間英作文は、「できた!」という実感を得やすい練習法です。

最初は詰まっていたものが、スラスラ言えるようになる。この成長を感じられるのが、楽しいのでしょう。


文法の理解が怪しいと難しい

ただし、文法の理解がまだ怪しい、という作文の場合は、なかなか瞬間で言い切るのは難しくなってしまいます。

まずは文法を理解する

前回の記事でもお伝えしたように、まずは文法を理解してから、瞬間英作文で定着させるという順番が大切です。

理解していないまま瞬間英作文をやっても、丸暗記になってしまい、応用が効きません。


復習のタイミングが鍵

単語と同じで、覚えたと思っても、忘却曲線で明らかなように、何も復習しなければ忘れてしまいます。

忘れる前に復習する

しっかりと語彙を覚えようとしている段階では、既に覚えたものも、ちょっと前に戻って復習を忘れないこと。

忘れてからの復習は、思い出すのに時間がかかってしまい、定着させるのに更にまた時間がかかってしまいます。

新しいものと一緒に復習

瞬間英作文も、イメージできるし、もう大丈夫!と思っても、新しく覚えようとしている瞬間英作文と一緒に練習してしまうのが良いです。

瞬間の訓練なので、もし知識がほぼ定着しているなら、一瞬でその復習も終わるはずです。

やらないことのデメリットを考えたら、復習の一部に加えないという選択肢はありません。

復習の具体的なやり方

例:

  • 今日新しく10文やる
  • 昨日やった10文も復習
  • 3日前の10文も復習

合計30文でも、すでに覚えているものは一瞬で終わるので、負担は少ないです。


語彙も一緒に覚えられる

文法の理解が怪しくてなかなか瞬間英作文が身につかないということはあっても、語彙が怪しくて、なかなか覚えられないパターンというのは考えにくいです。未知の語彙は事前に調べるのが大前提だからです。

知らない単語は調べればいい

生徒さんの中には、特にやり直し英語の段階などは、初めて見る名詞や動詞が含まれていることはよくあります。

知らなければまず調べます。

瞬間英作文の練習というのは、頭から英語のままイメージするということも含まれるので、イメージするために知らない語彙を事前に調べる作業は必須です。

瞬間英作文の方が早く覚えられる

語彙だけを丸暗記しているよりも、瞬間英作文の中で何回も繰り返し声に出して練習した語彙の方が早く覚えられるという印象です。

以前の記事で、語彙の覚え方に例文を作って覚える方法もあると書きましたが、瞬間英作文も同じことが言えます。

語彙の確実な習得にもなる一石二鳥の訓練法です。


「瞬間」とはどれくらいか

では、瞬間英作文の「瞬間」とはどれくらいでしょうか。

目安:2〜3秒以内

語彙は、リスニング音源が流れてきた瞬間にその場で判断しなくてはいけないので、0.5秒から1秒の間に。

瞬間英作文は、2秒から3秒以内に英語に変換したいです。

最初は時間がかかってもいい

ただし、最初から2〜3秒で言えなくても大丈夫です。英文の長さもまちまちですし、早く言い切る意識を常に持っていましょう。

最初は10秒かかっても、20秒かかってもいい。繰り返すことで、徐々に速くなります。

目標は無意識レベル

最終的には、日本語を見た瞬間に、無意識で英語が出てくるレベルを目指します。

これができるようになれば、スピーキングでもすぐに使えます。


瞬間英作文の効果的な進め方

①まず理解する

文法を理解していないまま瞬間英作文をやっても、丸暗記になってしまいます。

まずは文法書で構造を理解しましょう。

②ゆっくりでもいいから正確に

最初は時間がかかってもいいので、正確に英文を作ることを優先します。

③繰り返して速度を上げる

同じ文を何度も繰り返すことで、徐々に速度が上がります。

④定期的に復習

忘れる前に復習することで、長期記憶に定着します。


まとめ

瞬間英作文で文法を体に染み込ませる方法:

効果:

  • 文法パターンが体に染み込む
  • 語彙も一緒に覚えられる
  • スピーキングですぐ使える

重要なポイント:

  • 文法を理解してから瞬間英作文
  • 忘れる前に復習する
  • 新しいものと一緒に復習
  • 2〜3秒以内を目指す

進め方:

  • まず理解する
  • ゆっくりでもいいから正確に
  • 繰り返して速度を上げる
  • 定期的に復習

瞬間英作文は、文法を「知っている」から「使える」に変える最強の訓練法です。

復習のタイミングを意識して、確実に定着させていきましょう。

次の記事では、瞬間英作文で使うべき教材の選び方について解説します。

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