英語をやり直そうと思ったきっかけに、仕事が絡んでいることは多いです。
やり直し英語でない場合でも、「仕事のため」ということが多いです。
この記事では、仕事で英語が必要になった方向けの、具体的な学習ロードマップを解説します。
仕事で英語が必要になるパターン
初級、中級、上級問わず話すと、仕事が要因という中でも、いくつかのパターンがあります。
パターン①:いずれは使えたほうがいい
将来的に必要になりそう、というケースです。
比較的時間に余裕があるので、焦らず基礎から固められます。
パターン②:緊急ケース
通訳してくれていた人が急に異動して、英語しか話さない上司になってしまった、という緊急ケースもあります。
このような場合は、優先順位をつけて効率的に学習する必要があります。
パターン③:昇進・昇給のため
これまで英語は使う必要がなかったし、使ったとしてもそこまで高度なことは求められなかった。
しかし、昇進にはTOEICのスコアが必要、ということもあります。
この昇進や昇給が要因のケースも多いです。
外的要因でも楽しんでいる人が多い
講師としては、このような外的な要因が原因だったとしても、意外と学習を楽しんでやっている生徒さんも多く、実は前々から英語をやり直したいと思っていたのではないかと思えることもあります。
外資系企業の方の成長
外資系企業の方であれば、レッスン後に常に実力を試す機会があるので、自己分析をする方が多かったです。
「会議での理解が違う」などという成長の変化も具体的にお伝えいただき、講師としても嬉しかったです。
専門分野を活かした学習法
長い学習にはストイックな訓練だけでは息切れしてしまうので、できるだけ生徒さんの詳しい分野などに話題を寄せることもあります。
好きな分野・得意な分野で学ぶ
以前の記事で、英語学習がさまざまな理由でできなくなってしまった場合、少しでも続けるために、自分の好きな分野や得意な分野で毎日少しでも触れるといいと述べました。
シャドーイングでも専門分野を
シャドーイングであれば、何度も同じものを繰り返すので良いです。
むしろ、コンテンツ・シャドーイングがスムーズになるまでできるのだから、意味処理スピードには効果のある方法です。
同じテーマで語彙を広げる
また、同じテーマの教材であれば、同じ名詞や動詞が何度も出てくるでしょうから、これも効果的な学習になります。
生徒さんも自分の専門とする分野の英単語は、専門用語であってももちろん知っています。
そのエリアのもので、一般的にビジネスで使われるような語彙を広げていくなどして、成功体験とまではいかないですが、効果的な学習法にはなります。
3ヶ月の目標
中学英語の基礎固め
期間としては3ヶ月で、中学英語の基礎固めをします。
前回までの記事で述べてきた通り、文法と単語の基礎が土台です。
簡単な英文が読めるようになる
簡単な英文が読めるようになることを目指しましょう。
ビジネスメールの簡単なものなら、辞書を使いながら理解できるレベルです。
学習内容
- 中学文法を1周
- 中学レベルの単語1,000語
- 簡単なリスニング教材で音に慣れる
6ヶ月の目標
ビジネス英語の基礎
6ヶ月では、ビジネス英語の基礎を固めます。
簡単なメールが書ける
簡単なメールも書けるようになりたいです。
定型表現を覚えることで、基本的なビジネスメールは書けるようになります。
TOEIC 500〜600点台
この辺りで、TOEICなら500〜600点台を目指したいです。
学習内容
- 中学文法の復習と高校文法の基礎
- ビジネス英語の基本表現
- TOEIC対策の開始
- シャドーイング(簡単な教材で)
1年の目標
仕事で使えるレベル
1年後までには、なんとか会議で大体は理解できるという、仕事でも使えるレベルにしたいです。
TOEIC 600〜700点台
TOEICで言えば、600〜700点台を目指したいです。
学習内容
- ビジネス英語の語彙・表現を拡充
- 本格的なシャドーイング(TOEIC Part3&4など)
- 実践的なリスニング・リーディング
- ビジネスライティングの基礎
効率的に学習するためのポイント
①優先順位をつける
仕事で必要な分野に特化して学習します。
例えば:
- メールが中心なら、ライティングを優先
- 会議が中心なら、リスニングを優先
- プレゼンがあるなら、スピーキングを優先
②適切なタイミングで適切に実践
語彙や文法、リスニングも、適切なタイミングで適切に実践することが大切になります。
焦って難しいことに手を出すのではなく、段階的に進めましょう。
③情意フィルターに配慮
前回の記事で述べたように、情意フィルターなどがあれば、そこを無視して学習はできません。
さらにカスタマイズされたレッスンが必要になるでしょう。
スクールの検討も
伴走してくれるスクールも選択肢の1つ
仕事で期限がある場合、独学だけでは不安という方も多いです。
伴走してくれるスクールも検討の1つになります。
スクールのメリット
- 正しい学習法を教えてもらえる
- モチベーション維持
- 弱点を指摘してもらえる
- 効率的に学習できる
- 仕事に合わせたカスタマイズ
次回の記事で、独学とスクールの比較について詳しく解説します。
まとめ
仕事で必要になった人のやり直し英語ロードマップ:
3ヶ月の目標:
- 中学英語の基礎固め
- 中学レベルの単語1,000語
- 簡単な英文が読める
6ヶ月の目標:
- ビジネス英語の基礎
- 簡単なメールが書ける
- TOEIC 500〜600点台
1年の目標:
- 会議で大体理解できる
- 仕事で使えるレベル
- TOEIC 600〜700点台
効率的に学習するポイント:
- 優先順位をつける(仕事で必要な分野に特化)
- 適切なタイミングで適切に実践
- 情意フィルターに配慮
- 専門分野を活かす
- スクールも検討
仕事で英語が必要になった場合でも、焦らず基礎から固めることが、結果的に最短ルートです。
次の記事では、「独学 vs スクール、どっちがいい?」について解説します。

