「2ヶ月後にTOEICを受けることになった」
「短期間で確実にスコアを上げたい」
こういった状況の方も多いのではないでしょうか。
これまでの記事で述べたように、英語は日々の学習とその継続が大切です。その成果を最大限に出すためにも、効果的な2ヶ月の過ごし方を知っておくことが重要です。
この記事では、2ヶ月という限られた時間で100点上げるための具体的な勉強法を解説します。
前提条件
この記事は、以下のような方を対象としています。
– 現在のスコア:500〜700点台
– 確保できる時間:1日2時間程度
– 目標:2ヶ月で100点アップ
2ヶ月のスケジュール
最初の1ヶ月:基礎固め
最初の1ヶ月では、基礎固めをすること。
まずは、身についた単語と文法の基礎固めです。
これは、リスニングパートでもリーディングパートでも処理スピードを上げるためには必要なことです。
後半の1ヶ月:実践演習
後半の1ヶ月では、実戦と同じ形式で取り組む時間を増やすこと。
公式問題集を解いたり、時間配分を考えながら解き進めること。
毎日やること
具体的には、以下のスケジュールで進めます。
– 単語:30分(金のフレーズ)
– リスニング:30分(シャドーイング含む)
– 文法・リーディング:60分
合計2時間です。
最初の1ヶ月でやること
①単語と文法を100%にする
曖昧な知識をなくし、100%で思い出せるようにすること。
そのためには、目標スコアに必要な単語に絞って知識を完璧に身につけること。
文法は音読やパターンを何度も暗誦して身につけること。
②単語の暗記を習慣化
単語の暗記が習慣化していれば、そのまま続けるのをおすすめします。
苦手なものだけをピックアップしていると、覚えていたものを忘れてしまうこともあります。
徹底的に覚えれば、瞬時に思い出せるはずなので、覚えているものも含めて最後まで単語を繰り返すことが大切です。
③弱点を徹底的に潰す
最初の1ヶ月でやることとして重要なのは、弱点を徹底的に潰すことです。
リスニングに弱点があるのか、リーディングに弱点があるのか。
リスニングに弱点がある場合
リスニングに弱点があれば、ディクテーション、オーバーラッピング、シャドーイングをします。
音源が記憶に残らないという段階であれば、コンテンツ・シャドーイングに重点を置きます。
自己分析の注意点
ただし、自己分析だと「意味処理の速度が問題」というよりか、実は文法の知識が曖昧なことが原因だったり、そもそも音声変化の知識が身についていない箇所があったりすることが原因だったりすることもあるので、注意が必要です。
リーディングに弱点がある場合
文法が弱いと感じているのであれば、英文構造を暗誦したり、スラッシュリーディングで文法の読み解きに慣れます。
長文に慣れることも必要です。
特にPart7は、読み方と時間の使い方次第で得点が大きく変わります。
④リスニング習慣をつける
リスニングパートについては、知識を音声で処理することに慣れるためにも、リスニング習慣をつけること。
毎日30分、シャドーイングを含めたリスニング練習を続けます。
後半の1ヶ月でやること
①実践形式で取り組む
後半の1ヶ月では、実戦と同じ形式で取り組む時間を増やします。
公式問題集を時間を測って解きます。
②時間配分を意識する
時間配分を考えながら解き進めることが重要です。
時間内に解けない場合、どこに躓いているのかを分析し、そこに意識を持ちながら実践形式での取り組みを進めてほしいです。
③課題は試験後に持ち越す
自身の課題を発見し、それを克服することは、常に大切な学習の進め方ではあります。
しかし、最後の1ヶ月で気づいた課題の解決訓練に時間を取られてはダメです。
全体をバランスよく仕上げていく段階なので、試験が終わった後に、また取り組んでほしいです。
④公式問題集を最低3回解く
公式問題集を最低3回解くことをおすすめします。
1回目:現状把握
2回目:弱点を意識して解く
3回目:時間配分を意識して解く
2ヶ月で100点上げるための重要ポイント
①継続が最重要
毎日2時間を確保し、継続することが最も重要です。
「今日は疲れたから休もう」が続くと、成果は出ません。
②弱点を特定し、集中的に潰す
最初の1ヶ月で弱点を特定し、集中的に潰します。
リスニングが弱いのか、文法が弱いのか、語彙が足りないのか。
③実践演習で時間感覚を身につける
後半の1ヶ月で、実践演習を重ねて時間感覚を身につけます。
本番で焦らないためにも、時間を測って解く練習が必須です。
短期間でスコアを伸ばすためには、勉強内容だけでなく本番での時間配分も非常に重要になります。
④完璧を求めすぎない
2ヶ月という短期間では、全てを完璧にすることはできません。
優先順位をつけて、重要なところから固めていきます。
2ヶ月で100点上げるためのスケジュール例
1ヶ月目(基礎固め)
毎日のスケジュール:
– 単語:30分(金のフレーズを1周)
– リスニング:30分(シャドーイング、ディクテーション)
– 文法・リーディング:60分(文法問題集、スラッシュリーディング)
週末:
– 公式問題集を1回解く(現状把握、弱点分析)
2ヶ月目(実践演習)
毎日のスケジュール:
– 単語:30分(金のフレーズ復習)
– リスニング:30分(Part3&4中心)
– 実践演習:60分(公式問題集、時間を測って)
週末:
– 公式問題集を時間を測って解く
– 弱点の復習
2ヶ月で100点上がると
2ヶ月で100点上がると、こんな変化を実感できます。
– 文法問題で迷わなくなる
– リスニングで聞き取れる箇所が増える
– Part7を最後まで解き切れる
– 自信を持って試験に臨める
短期間でも、正しい方法で集中的に学習すれば、確実にスコアは上がります。
2ヶ月という短期間で確実に結果を出したい場合は、学習管理まで含めて伴走してくれるコーチングスクールの活用も有効です。
まとめ
TOEIC 2ヶ月で100点上げる勉強法:
最初の1ヶ月(基礎固め):
– 単語と文法を100%にする
– 弱点を徹底的に潰す
– リスニング習慣をつける
後半の1ヶ月(実践演習):
– 公式問題集を時間を測って解く
– 時間配分を意識する
– 新たな課題は試験後に持ち越す
毎日やること:
– 単語:30分
– リスニング:30分
– 文法・リーディング:60分
重要ポイント:
– 継続が最重要
– 弱点を特定し、集中的に潰す
– 完璧を求めすぎない
2ヶ月という短期間でも、毎日コツコツ続ければ、100点アップは十分可能です。
正しい方法で、集中的に取り組んで、目標スコアを達成しましょう。
次の記事では、「TOEIC 時間配分のコツ」について解説します。

