TOEIC Part5 文法問題の解き方【瞬殺するための基礎体力を作る】

TOEICの勉強を机でする女性のイラスト TOEIC

Part5は、文法力と語彙力とスピード力の見せ所です。

パートごとに対策をしている人の中には、Part5はリーディングセクションに入っていても短いために、優先順位を低くしている人もいます。

しかし、Part5ができるということは、構造を理解し、頭から英語のままチャンクごとに理解できるということです。

この記事では、Part5を瞬殺するための学習法と、優先すべき文法項目について解説します。

Part5の重要性:基礎体力を作る

Part5の訓練をすることは、英語の基礎体力にもつながります。

ここができるということは

– 構造を理解している

– 頭から英語のままチャンクごとに理解できる

– 語彙力が備わっている

語彙力が備わっていれば、より迷いも少なくなりますが、より難易度の高い語彙を詰め込むよりも、まずは構造を見抜けることとスピードが大切です。

文法はパターンを声に出して覚える

文法はパターンを声に出して覚えてしまうことが重要です。

頭で理解しただけでは、試験本番で瞬時に判断できません。

口に出して何度も繰り返すことで、体に染み込ませます。

よくある躓きポイント:品詞問題

文法について1つ挙げると、消去法である程度絞れても、既習で曖昧な段階では特に品詞で迷ってしまうことが多く見受けられました。

構造を見抜けるようになったら、品詞まで確認を怠らないこと。

なぜ品詞で迷うのか

– 名詞、動詞、形容詞、副詞の区別が曖昧

– 構造は理解しているが、品詞の役割を意識していない

– 似たような単語で迷う

品詞問題は、Part5で最も頻出する問題タイプなので、ここを克服することが重要です。

文法対策を始める前に、TOEIC全体の優先順位や学習順を把握しておくと、遠回りを防げます。
初心者が最初にやるべき全体像はこちらの記事でまとめています。

Part5頻出文法

Part5で頻出する文法項目は以下の通りです。

1. 品詞問題(名詞、動詞、形容詞、副詞)

最も頻出する問題タイプです。

文の構造を見抜き、空欄に入るべき品詞を瞬時に判断する必要があります。

2. 時制(現在完了、過去形)

現在完了と過去形の違いを理解することが重要です。

3. 前置詞 vs 接続詞

前置詞の後ろは名詞、接続詞の後ろは文(SV)という基本を押さえます。

4. 関係詞

関係代名詞と関係副詞の使い分けを理解します。

5. 仮定法

仮定法のパターンを覚えます。

優先的に学習すべき文法項目

Part5に苦手意識があれば、特に優先的に以下を学習してください。

最優先:品詞問題

文法構造の理解と密接な、名詞、動詞、形容詞、副詞の区別をつくようにすること。

次に優先:時制と関係詞

時制と関係詞を頑張ってほしいです。

苦手な人が多い文法項目の攻略法

①現在完了

現在完了については、過去形との違いの理解でつまずくことが多いです。

苦手な人が多いため、たくさんのテキストが出ていますが、現在完了は名前通り、必ず現在と繋がっていること。過去は現在とは切り離されていることを意識してほしいです。

例:

– 現在完了:「I have lived in Tokyo for 5 years.」(今も東京に住んでいる)

– 過去形:「I lived in Tokyo for 5 years.」(もう東京には住んでいない)

②関係詞

関係詞は苦手だったとしても、意外と克服スピードが早いです。

Part5の訓練として、スラッシュリーディングをしながらチャンクごとに読み進める訓練の中に取り入れると、理解が早いです。

ポイント:

関係詞の後ろがどういう構造になっているか(主語が欠けているか、目的語が欠けているか)を見抜く練習をします。

③仮定法

仮定法については、文法理解と瞬間英作文を特に並行して訓練してほしいです。

声に出して何度も繰り返す、コンテンツ・シャドーイングのように、意味を理解しながら短い仮定法の構文のパターンを繰り返し暗誦してほしいです。

例:

– 「If I were you, I would ~」

– 「If I had known, I would have ~」

これらのパターンを、口に出して何度も繰り返します。

Part5は瞬殺が基本

すでに別の記事で述べましたが、リスニング同様に、リーディングであってもその場で瞬殺できなくてはいけません。

知識が定着している状態とは

迷いがなくなっている状態を目指していくこと。

「あとちょっとでわかる」という段階だと、時間配分にも影響が出ます。

1問20秒が目安

1問20秒が目安ですが、「あとちょっと考える」が積み重なって、全体の時間配分が狂ってしまいます。

なかなか切り捨てるのは難しいですが、潔く次に進んでしまうこと。

本番で時間感覚を掴む

TOEICを何度か受けられるのであれば、本番で時間の感覚を掴むことも大切です。

練習と本番では、時間の流れ方が違います。本番の時間感覚に慣れることも、スコアアップには重要です。

Part5 攻略のステップ

では、具体的にどのように学習を進めればいいのか、ステップごとにまとめます。

ステップ1:頻出文法を優先的に学習

品詞問題、時制、関係詞を優先的に学習します。

特に品詞問題は最優先です。

ステップ2:パターンを声に出して覚える

文法を頭で理解するだけでなく、声に出して何度も繰り返します。

瞬間英作文や音読で、体に染み込ませます。

ステップ3:スラッシュリーディングで構造を見抜く

チャンクごとに読み進めることで、構造を瞬時に見抜けるようになります。

ステップ4:時間を測って解く

1問20秒を目安に、時間を測って解く練習をします。

分からない問題は潔く飛ばす習慣をつけます。

ステップ5:本番で時間感覚を掴む

可能であれば、本番を何度か受けて、時間感覚を掴みます。

Part5ができると

Part5を瞬殺できるようになると、こんな変化を実感できます。

– 文法問題で迷わなくなる

– Part7に使える時間が増える

– リーディングセクション全体のスコアが上がる

– 英語の構造を瞬時に見抜けるようになる

Part5は、リーディングセクションの基礎体力です。ここを鍛えることで、Part6, 7にも良い影響が出ます。

まとめ

TOEIC Part5 文法問題の解き方:

重要なポイント:

– Part5は基礎体力を作る

– 文法はパターンを声に出して覚える

– 品詞問題を最優先で攻略

頻出文法:

1. 品詞問題(最優先)

1. 時制(現在完了 vs 過去形)

1. 前置詞 vs 接続詞

1. 関係詞(スラッシュリーディングで攻略)

1. 仮定法(瞬間英作文で体得)

スピード:

– 1問20秒が目安

– 迷ったら潔く飛ばす

– 本番で時間感覚を掴む

Part5を瞬殺できるようになれば、リーディングセクション全体のスコアが大きく伸びます。

文法の基礎をしっかり固めて、確実に得点できるようにしましょう。

次の記事では、「TOEIC Part7 長文を速く読むコツ」について解説します。

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