中級者向け:瞬間英作文で複雑な文を作れるようになる方法

瞬間英作文で複雑な文を作ろうとしている女性のイラスト 瞬間英作文

瞬間英作文で英語のパターンを習得すれば、リスニングにもスピーキングにも効くとお伝えしてきました。

さらに、瞬間英作文はお得な訓練で、ワードを入れ替えることでさまざまな状況に応用が可能です。

しかし、ここからさらに一歩進みたい中級者の方へ。

この記事では、複雑な文を瞬時に作れるようになる方法を解説します。

複雑な文を瞬間英作文で習得する

応用から進んで、覚えた瞬間英作文をさらに複雑にしてから繰り返し口頭練習することで、複雑な文章も脳のリソースを使わずに言えるようになることができます。

必ず基礎が固まってから

ただし、これは基本的な瞬間英作文が寝ていても言えるようになってから取り組むのがおすすめです。

土台ができてからでないと、複雑な要素を加えることで、より正確なパターンでの定着に時間がかかってしまいます。

複雑な文のパターン

では、どのような複雑なパターンを習得すべきでしょうか。

①関係詞

関係詞を使った文は、英語らしい表現に欠かせません。

例:

  • 簡単な文:This is the book. I bought it yesterday.
  • 関係詞を使った文:This is the book that I bought yesterday.

②接続詞

複数の文をつなげることで、より自然な表現になります。

例:

  • 簡単な文:I was tired. I went to bed early.
  • 接続詞を使った文:I went to bed early because I was tired.

③仮定法

多くの生徒さんがイメージを掴むのに時間がかかっていた仮定法。

しかし、仮定法は実は、一度イメージできてしまえば、過去完了と同様に、身につきやすいパターンです。

例:

  • 現在の仮定:If I were you, I would accept the offer.
  • 過去の仮定:If I had known that, I would have helped you.

④時制の一致

時制の一致も、複雑な文を作る上で重要です。

例:

  • He said that he was busy.
  • I thought that she had already left.

完了形と仮定法は繰り返しが重要

完了形や仮定法などは、苦手であれば、できるようになったぞと思ってもしつこく日々繰り返し練習してほしいものです。

これらの文法パターンは、一度理解できても、瞬時に使えるようになるまでには時間がかかります。

繰り返し口頭練習することで、脳のリソースを使わずに自動的に出てくるようになります。

さらに上級:カスタマイズされた複雑な文

ここからは、さらに上級を目指す方向けの内容です。

おまけと思って、無理にはおすすめしない

さらにカスタマイズされた複雑な文を作るのは、おまけと思って、無理にはおすすめしません。

上級を目指す人が取り組むと便利かな、という訓練です。

瞬間英作文の基礎と上級の違い

  • 基礎の瞬間英作文:絶対に必要な基本的な文法
  • 上級のカスタマイズ:さらに自然な表現や、仕事で使う表現

カスタマイズの方法

では、どのようにカスタマイズするのでしょうか。

①簡単な表現から自然な表現へ

例:

  • 簡単な表現:I want to talk about this.
  • 自然な表現:I’d like to discuss this matter.

②仕事で必要なビジネス表現に置き換える

これまで身につけてきたものを、自分が仕事で必要なビジネス表現に置き換えてみます。

例:

  • 基本:Please hold. 
  • ビジネス:Could you hold on a moment, please? 

③同じ内容を別の言い方で

同じ内容を、別の言い方で表現してみる練習も効果的です。

例(「会議を延期したい」を別の言い方で):

  • We need to postpone the meeting.
  • We should reschedule the meeting.
  • Can we push back the meeting?

練習方法

練習方法は、瞬間英作文の基本通りです。

最終的には口頭でイメージしながら瞬間で言い切る

  1. 日本語を見る(または状況を想定する)
  2. 2〜3秒以内に英語で言う
  3. 複雑な文法パターンを使う
  4. 繰り返し練習
  5. 瞬時に出てくるまで

初級から中級、そして上級へ

ステップごとに整理しましょう。

ステップ1:基礎の瞬間英作文

  • 中学レベルの文法パターン
  • 単文(SV、SVC、SVOなど)
  • 寝ていても言えるレベルまで

ステップ2:複雑な文のパターン

  • 関係詞
  • 接続詞
  • 仮定法
  • 時制の一致
  • 繰り返し練習で自動化

ステップ3:カスタマイズ(上級者向け)

  • 簡単な表現→自然な表現
  • ビジネス表現への置き換え
  • 同じ内容を別の言い方で

注意点

中級者向けの瞬間英作文に取り組む際の注意点です。

①基礎が固まってから

基礎がおろそかなまま複雑な文に取り組むと、どちらも中途半端になります。

②繰り返しを怠らない

複雑な文ほど、繰り返し練習が重要です。「できた」と思ってから、さらに繰り返してください。

③完璧主義に陥らない

上級のカスタマイズは、あくまでおまけです。無理に取り組む必要はありません。

まとめ

中級者向け瞬間英作文のポイント:

複雑な文のパターン:

  • 関係詞
  • 接続詞
  • 仮定法(イメージできれば身につきやすい)
  • 時制の一致

練習法:

  • 基礎が固まってから
  • 繰り返し口頭練習
  • 瞬時に出てくるまで

上級カスタマイズ(おまけ):

  • 簡単な表現→自然な表現
  • ビジネス表現への置き換え
  • 同じ内容を別の言い方で

注意点:

  • 基礎を疎かにしない
  • 完了形や仮定法はしつこく練習
  • 上級カスタマイズは無理にやらない

瞬間英作文は、基礎から中級、そして上級へと段階的にレベルアップできます。

焦らず、一段ずつ確実に習得していくことで、どんな状況でも瞬時に英語が出てくるようになります。

次の記事では、「瞬間英作文が効かない人の3つの原因と対策」について解説します。

error: Content is protected !!