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瞬間英作文とは?英語脳を作る最強トレーニング【元講師が解説】

瞬間英作文のトレーニングをランニングしながらする女性のイラスト 瞬間英作文

瞬間英作文は英語の基礎力を上げるために効果的な訓練です。英会話力を伸ばしたいという人にも効果があるものです。

この記事では、瞬間英作文とは何か、なぜ効果的なのか、そして基本的なやり方について解説します。


英会話の練習だけでは話せるようにならない

英会話をするために、英会話の練習をすれば良いのではない——これは、これまでの記事でも言ってきました。

第二言語習得には土台が必要

第二言語習得においては、語彙、文法の土台は強固なものにしておかなければなりません。

その土台を定着させるために、瞬間英作文は必要です。

アウトプットを繰り返すことの効果

瞬間英作文は声に出しての練習をしますが、アウトプットを繰り返すことで、英会話にも効果があります。

知識として持っているものを、実際に使える状態にする。それが瞬間英作文の役割です。


瞬間英作文とは

基本的なやり方

瞬間英作文にもやり方があります。

ステップ1:文構造を理解する まずは文構造を理解します。どんな文法パターンなのか、例えばSVOCはどこか、確認します。

ステップ2:正確に声に出して読む その後に、正確に声に出して読んでみます。

ステップ3:イメージしながら読む 次に、イメージしながら読んでみます。

頭からイメージすることの重要性

これまでリスニングについてもリーディングについても一貫して大事だと強調してきましたが、英作文の内容を頭からイメージできるかが大切です。

最後まで読んで考えるという思考パターンでは、意味処理に時間がかかりすぎます。

英語の順にそのまま理解しながら声に出し、一瞬で言い切る。

これが最終的にできるようにします。

ゲーム感覚で楽しめる

この練習は、ややゲーム感覚もあるようで、きちんと自宅で練習してきている生徒さんなどは、どんどん好きになっていく訓練の1つです。

瞬間で言い切るというチャレンジが、達成感につながるのです。


どんな人に効果的か

①文法は知ってるけど話せない人

特に効果があるのは、文法は知っているのに話せないという人です。

知っててもアウトプットできないのは、知識をアウトプットできる練習をしていないから。

しっかりと土台を作っている状態であれば、非常にアウトプットに効果があります。

②リスニングを優先しつつ、いずれは話せるようになりたい人

生徒さんの中には、「今のところは、英語での会議が全く理解できていないと今後が不安だからリスニング力を上げたい。でも最終的には話せるようにもなりたい」という方が多いです。

学習順序を守り、語彙、文法、シャドーイングなどで徐々に、しかし確実に英語力をつけていけば、瞬間英作文は自身の中のインプットされた知識をアウトプットできるようにしてくれます。

言いたいことが出てこない状況を打破できるのです。

③基礎力を定着させたい人

一方、まだ基礎力をしっかりと定着させている段階であれば、瞬間英作文は文法のパターンを英語のまま定着させる効果があります。

定着とアウトプットの両方を同時に磨き上げます。


瞬間英作文の効果

①文法を「知識」から「使える状態」に

文法を知っているだけでは話せません。

瞬間英作文を繰り返すことで、文法パターンが体に染み込み、考えなくても口から出るようになります。

②英語の語順に慣れる

日本語と英語では語順が違います。

瞬間英作文を繰り返すことで、英語の語順で考えることに慣れてきます。

③コンテンツ・シャドーイングの準備にもなる

やり直し英語の生徒さんには、シャドーイングの1つであるコンテンツ・シャドーイングの準備にもなります。

瞬時に変換できるようになることを繰り返すことで、どんどん頭から英語をそのまま理解することに慣れてきます。


具体的な練習方法

ステップ1:構文を理解し、正確に発音

構文を理解し、正確に発音できている、イメージもできそう、となるまで確認します。

ステップ2:何度も声に出して練習

何度も声に出して練習してください。

口の筋肉に英語のパターンを覚えさせるイメージです。

ステップ3:日本語を見て瞬時に英作文

慣れてきたら、日本語を見て、素早く、一瞬で、英作文を声に出してください。

2〜3秒以内に英語に変換できることを目指します。

ステップ4:繰り返す

同じ文を何度も繰り返します。

スラスラ言えるようになるまで、繰り返すことが重要です。


瞬間英作文の位置づけ

学習の流れ

  1. 語彙・文法の基礎(やり直し英語の記事参照)
  2. シャドーイング(リスニング力向上)
  3. 瞬間英作文(スピーキング力向上)
  4. 実践(英会話など)

上記は学習の流れです。実際は完全に分けることはできませんし、同時進行もあります。克服すべき課題、学習段階によっても様々です。ただ、イメージとしてはこの順序で学習するということを意識すれば、効率的に英語力が向上するでしょう。基本的な語彙文法の学習より先にビジネス英会話に取り組むということはないというイメージです。

他の学習法との相乗効果

  • 語彙・文法:インプット
  • 瞬間英作文の口頭練習:アウトプット

両方をバランスよく行うことで、総合的な英語力が身につきます。


まとめ

瞬間英作文とは:

定義:

  • 日本語を見て、瞬時に英語に変換
  • 文法パターンを体に染み込ませる
  • スピーキング力の土台を作る

なぜ効果的か:

  • 文法を「知識」から「使える状態」に
  • 英語の語順に慣れる
  • 考えずに口から出るようになる

どんな人に向いてるか:

  • 文法は知ってるけど話せない
  • 言いたいことが英語で出てこない
  • リスニング力を上げつつ、いずれは話せるようになりたい

基本的なやり方:

  1. 文構造を理解する
  2. 正確に声に出して読む
  3. イメージしながら読む
  4. 日本語を見て瞬時に英作文
  5. 繰り返し練習

瞬間英作文は、英語の基礎力を実際に使える力に変える、非常に効果的なトレーニングです。

次の記事では、「瞬間英作文で文法を体に染み込ませる方法【復習のタイミングが鍵】」について詳しく解説します。

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